【第十一回】リモートアクセスVPNの有効性
皆様久々の更新失礼いたします。
キューブ・エス中村です。
さて、最近、弊社にも以前と比較してリモートアクセスVPNの接続に関して
様々ご相談が舞い込んでくる様になりました。
昨今の台風や地震発生に伴う出社停止、又は時短勤務
年末年始等の長期休み中の業務上の問題発生時の対応可用性向上等
他にも現在世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスや
インフルエンザのパンデミックが発生した場合などでも
通勤による罹患の危険性を避けて自宅から業務ができますし、
世界・日本各地を飛び回るお仕事をされている場合でも
通信自体が暗号化される事で、いつでもどこからでも
安全に社内情報に外部からアクセスできた場合、それだけで
比較的簡単に解決する問題が大量にあり、業務効率が上がる為
弊社としても非常にお勧めのソリューションの一つです。
また、最近では業務改善の一環として有効なだけではなく
遠隔業務者、在宅勤務等にも有効であり、
USBメモリ等の対策を施したPCだけが使用できるなど
接続可能なPC自体に制限をかける事でより安全に
より効果的に利用する会社が増えてきています。
ただ一方、管理者の立場からすれば、リモートアクセスVPNが
利用できるという事は、広く開けたインターネット側からの
第三者を含めたアクセスを受け入れる事が出来る様に
すると言う事に他ならず、ご希望をお伺いに行ったその場で
不安を同時に漏らされるケースも少なくありません。
便利なツールも使い方を間違うと、時に脅威となり、
情報漏洩等、日常を脅かす可能性すらあるのは
皆さまご存知の通りです。
そこで、弊社としてはいくつかのソリューションを準備し、
比較的管理簡単に、そして安全に運用をして頂く術をご提案させて
頂いております。
例えば、単なるパスワード認証にて接続するよりも
事前に準備した証明書を鍵として利用する事で
より強固なソリューションを提供する事も可能ですし
比較的安価なものでも専用機器を導入すれば
認証ユーザー別にACLを設定し、利用可能リソースを
限定する事も可能です。
これ等の設定は初回設定時のみ社内でしかできないという様な
設定も可能な為、非常に安全に運用して頂く事は可能です。
災害、大雨、そして人口密集地による爆発的感染等
日本は地理学的にも非常にリスクが高い割に対策が遅れている日本ですが
事前に導入をしておけば何が起こったとしても憂いなしです。
もし、リモートアクセスVPNにご興味があります場合は、
一度お気軽にご相談下さいませ。