【第四回】企業用Wi-Fiの有効性

皆様、こんにちは。キューブ・エス中村です。

第四回は実は案外悩みの多い企業でご使用のWi-Fiについてです。

 

さて、皆様は企業でのWi-Fiについていかがお考えでしょうか。

現代でも実は良くある意見として、

「有線みたいに接続点が無いので、傍受されると侵入されるのでは。。。」

と言う意見をお聞きします。

 

勿論、金融業や研究機関、企業秘密を多大に扱う部署等、

万が一の万が一にでも漏洩した場合に大惨事になり得る様な企業・団体様に

無理やりそれでも「使用した方が良いですよ」なんてオススメは致しませんが

昨今のWi-Fi事情は滅多な事ではクラックできなくなってきています。

今回はなぜ企業で無線LANを使用する事を弊社ではオススメするのかを

事例をあげてご説明させて頂きます。

 

■レイアウトフリーに業務が出来る

どんな企業様でも会議をする為に席移動したり、何かの理由で

一旦自席以外でパソコンを使いたいシーンがあるかと思います。

勿論移動先に有線LANケーブルがあれば接続して使用可能ではありますが

無線LANであればどこでも同じ環境で業務が出来るメリットがあります。

 

■SSID別でネットワークを分配できる

有線LANでネットワーク分配をする場合はネットワーク毎にケーブルを

別々に引っ張ってきたり、手元のスイッチで分配できる様にタグ付きVLANで

分配をしたりと、かなり複雑な設定が必要になるケースが多々あります。

無線LANであればSSID毎にIPアドレスセグメントを分配する事が出来る為

どこに居ててもSSIDの届く範囲で任意のネットワークに接続する事が可能です。

 

■ゲストLANが設定可能

例えば御社に他の企業の方が訪問された際、

有線LANではゲスト専用ネットワークを作り接続したケーブルを用意し、

しかもハブ等の機器とケーブルを準備して初めて多数の方を

ゲストLANで繋ぎ、収容する事が可能です。

一方、ゲスト用SSIDを設定する事により無線電波が届く範囲で

複数台、安全なネットワークに接続する事が可能です。

 

■AP1台当たりの接続可能台数が多い

仮に無線LANは導入する事を前提としても、家庭用無線LANルータ/APが安価な為

これで良いじゃないかと言う意見もあるかと思います。

ところが、ここで出てくるのが業務用無線LANのAPに特筆される同時接続台数です。

要は家庭用機器は少ない場合は5台前後、業務用であればこれが20~100台

接続許容されると言うケースもあります。

 

弊社では業務用無線LAN機器のご提案から設定まで、幅広く承っております。

ご用命の際はぜひともお問い合わせくださいませ。